2007年09月08日

なんとなく考えてること。

昨日、また本を1冊 読み終わる。
・・・最近、微妙にハズレ続き。読み終わった本もいまいち。
それでも多少は参考になる部分ありましたので、無駄な読書ではありませんでしたが。

顧客満足と従業員満足が重要・・・実際、その通りなのですが聞き飽きてきた感じがします。
さらにもう一段、上の視点で眺めたいところ・・・


人間尊重経営・・・コミュニケーションの量と機会を増やしたり、企業文化と価値観を共有して一体感もった組織を築き上げたり、すべての社員をたんなる労働者とみなすのでなくアイデア源としてみなし、人を通じた生産性の向上を目指したり・・・

いや本当に非常に重要なことなんですがね・・・

精神面や心にばかり焦点があてられると、時として合理主義が「悪」ぐらいに思われたり、他の経営の重要な要素の影が薄くなったりしてしまう懸念を感じます。

夢やロマンだけでは、ご飯は食べていけません・・・

多くの物事に二面性がありますねん・・・

なかなか本当に経営全体の最適化の視点からの書籍って少ないかもしれないと、たまに思います。

労務管理やES、CSなどを書いた本は、そうゆうテーマだからよいのではありますが、コストvsパフォーマンスからの視点が抜けてるのがほとんどだよなぁ〜と思うことがあります。

経営者だったら(もしくは私だけかもしれませんが)、投資とそれに対するパフォーマンスをけっこう頭の中でソロバンはじいて計算して実行するかどうか決めたりするんじゃないですかねぇ〜。

労務管理やES、CSの本には銭勘定の話があまり出てこないから、ちょっと物足りなさを感じるこの頃です。

先月に参加した某アドバイザー養成講座でのパネルディスカッションでも、本来のテーマから発想がズレていたのですが私の気になるところは企業のお財布事情と福利厚生の相関。
県内3社の福利厚生事例が紹介されたりしたのですが、お財布事情に余裕のありそうな会社ほど福利厚生が充実してる感じがしました。役員の人数や役員報酬などはわかりませんでしたが、経常利益と従業員数は資料にあったので、経常利益を従業員数で割って従業員1人あたりの経常利益を出してみたところ、A社は220万円、B社はマイナス14万円、C社は80万円・・・
このデータを知ってからだと昇給・ボーナスや労務管理、福利厚生の提案も、知らないときに比べて違ってきません?
少なくても私はA〜C社に、同じレベル、内容での労務管理および福利厚生の提案はできないです。

労務管理も企業の財務と無縁じゃないのですが、どうも論ずる時は切り離されてしまいがちです・・・。
ミクロとマクロ、両方の視点が必要だと思うのですが。。。

私が在職していたことのある儲かっていた会社って、社員1人1人にまで、なんとなくコスト意識が浸透していたような気がします。
ケチというわけではなく、手順や方法を見直して無駄な時間(時間=コスト)を削減したり・・・あ、結局はカイゼン活動が日常的に意識にまで定着していたってことか。。。

中小零細企業を見ていると、経営者で数字に弱い人(コスト意識など)、けっこういそうだなぁ・・・と、ちょっと想像する次第です。


社員を大事にすることと、過保護にすることも違います。

会社に限らず、家庭を見ても、子供に対して間違った過保護により子供が成長する機会を奪う大人をたくさん見かけます。

間違った過保護は、義務を果たさずに権利意識だけは強い社員を育ててしまうことになるかもしれません。

褒めることも必要ですが、厳しさも必要だと思います。

なかなか実践可能な具体的な提案となると、人間尊重哲学による経営は、まずは経営者が変わることが重要なのですが、なかなか人が自分自身を変えて行くのは至難なこと・・・
う〜・・・ん、まずは小さなステップから・・・

などなど、いろいろと モヤモヤと、いろんな二面性や うまくいくためのバランスなど考えたりしていたのですが、まだすっきり答えが出ていません。


〜商売は片手にバラの花、片手にソロバン・・・
商売は片手にソロバン、利益なくしては何もできません。利益計画、販売計画がこれです。片手にバラの花とは、社会のお役に立ちたい、お客様の人生を幸せにしたいという思い、経営理念なのです〜
(臆病者の経営学/著・木越和夫 より引用)


〜精神力は戦略において最も重要な要素である・・・
・戦略実行において精神力は軍事行動すべてに大きな影響を及ぼす
・しかしながら、その考察は極めて困難。その実証必要
・兵術の理論において物理的要素のみに依存し、精神的要素を無視することは許されない
・物理的要素は木製の柄、精神的要素は光り輝く白刃である
・精神的要素の価値の証明は戦史であり、将師が歴史から学ぶ最も貴重な糧である
・・・戦略を組み立てる要素を「精神的要素」「物理的要素」「数学的要素」「地理的要素」そして「統計的要素」の5つとし、そのうち「精神的要素」が最重要
(図解クラウゼヴィッツ「戦争論」は面白い!/著・是本信義 より引用)


部分を見て、全体も見る。
全体を見て、部分を見る。

あたりまえのことなんですけど、考えが広がりすぎちゃうから、まとめるのが難しい・・・



posted by kazu at 23:44 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
本当、同感です。。
私も最近おなじようなことをぼんやりと思ってました。ので、思わずコメント。
あ〜ひさしぶりにあって話したいなぁ!!
秋田からは新潟も遠いの?
たまに行くことあったんだけど。。
Posted by みるたろ at 2007年09月09日 13:15
なるほど〜
私も漠然と感じていた疑問が、はっきりした気がしました。

>労務管理やES、CSの本には銭勘定の話があまり出てこない

そうですよね!
これを体系付けてくっつけられれば、儲かるかなぁ?!
最近、そんなことばっかり考えてます(笑)

Posted by ふぅ☆ at 2007年09月09日 20:22
みるたろーさんへ

新潟、微妙に遠いなぁ〜
ぜひ日本海ルートで、山形、秋田・・・と近付いてきてください♪(笑)
楽しみにしてます☆
もちろん観光できてくれるのも大歓迎♪♪♪

先日、忘年会企画がMLで入っていましたが、多分いけないです。
集まり、いいなぁーーー
会いたいですね(泣)。。。


Posted by kazu at 2007年09月09日 21:56
ふぅ☆さんへ

どうしたら「理論、理屈屋。しょせん理想論」と言われず中小零細企業の経営者から納得が得られるかが、最近の私の課題というかテーマになっています。

全体最適化という視点でみれば、実戦経験からくる経営者が書いた書籍や古典的兵法や戦国武将の話などからの方が学ぶところが多くあり、社労士やコンサルタントが書いた書籍で、あまりバランスよいの見る事ないような気がします。
今日もタイムリーに素晴らしい話を聞けたのですが(ブログに書きますね)、経営者さんの話です。

なんかこれを社労士やコンサルタントの視点から まとめられたら面白いのが出来そうな気がするのですが。。。

儲かるかなぁ〜という発想は大切ですよね(笑)

労務管理や福利厚生の充実も、やるのであれば、よりよくならなきゃ、なんのためにやるのか・・・。
「人」のための投資も、無駄金にするのでなく、生き金にするのじゃなければ、経営者からの納得や共感は得られないと。。。

会社経営のよき参謀となるために、ES、CSだけでなく、更に1つ上の視点から語れるようになりたいですね〜。
Posted by kazu at 2007年09月09日 22:36
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